整形外科

膝・股関節の整形外科に特に力を入れており、
広範囲の整形外科疾患診断には MRI、関節鏡、骨密度測定装置、筋電図などの検査も実施しています。
進行した変形性膝・股関節症、慢性関節リウマチに対しては人工関節置換手術や骨切り手術を実施、
肩腱板断裂の症状も多く対応実績があります。
腰痛他の整形疾患に対しては漢方治療も取り入れた保存的療法を行い、
手術後の運動器を用いたリハビリも急性期から回復期のリハビリを実施し、
患者さんの日常生活機能改善に努めています。

MRI(磁気共鳴画像診断装置)

超電導磁石を用い、強磁場を発生させることで画像診断を行います。

レントゲンと違い、放射線被曝がありません。 ※レントゲンの場合でも健康被害がおこるわけではありません
軟骨や筋肉、靱帯などレントゲン撮影では画像診断による評価が困難な場合があります。
より確かな診断が必要な時や関節の病変診断にMRI検査を行っています。

漢方治療

膝、肩、腰の痛みなどの、いわゆる「整形外科疾患」に対して漢方薬を用います。

我々が生命活動を続けていく為の基、原動力となる「気」。身体隅々まで栄養を巡らせる体液と、運ばれる栄養素自体の意味である「血」。そして汗やリンパ液、皮脂などの”血液以外の体液”や、いわゆる通常の水分を指す「水」。この「気血水」を整えることにより痛みのコントロールを行います。

高位脛骨骨切り術(HTO:High Tibial Osteotomy)

変形性膝関節症で内反変形(O脚)を呈した膝関節に対し、高位頸骨骨切り術を施しています。

変形性膝関節症がある程度進んでくるとO脚となり、歩くときに体重が膝の内側関節に集中してしまう骨格となってしまいます。HTOは内側(内側大腿ー脛骨関節)に偏ってしまったストレスを綺麗な軟骨のある外側(外側大腿ー脛骨関節)に移動させる手術です。

人工関節置換術

股関節THA(Total Hip Arthroplasty)、膝関節TKA(Total Knee Arthroplasty)

病期が初期の変形性関節症の治療は体重の減量と筋力の強化ですが、中期以降に進展すれば手術が必要となります。今日の手術治療の代表格は、人工関節置換手術です。

手術を受けられる患者様へ 臨床研究に伴う公示