当病院は昭和28年開院して以来70年の変遷を経てまいりました。
高齢化社会の進む現在、脳血管障害、心疾患、骨関節疾患、またそこから誘導されるフレイル(虚弱状態)も問題となっており、これからの健康長寿を支援するには予防医学からリハビリテーション在宅医療まで種々の医療を提供する必要があると考えています。
当院では幅広い世代の内科的疾患の治療、整形外科では高齢者の退行性変性による骨関節疾患に対する外科的治療を積極的に行い「痛みからの開放」を念頭に置いて患者様に対応していきたいと思います。
医療人として病気を治療するだけではなく、患者様の人格を尊重し患者様のそのものが治療の対象と考えています。更に医療人に求められるものは患者様に対する共感の提示と病める人々あるいは障害を持った人々を包容できる人間的豊かさであると考えています。
最後になりますが、当院はどのような状況であろうと地域医療に対し労力を惜しまず謙虚な態度で患者様と対話し納得の得られる医療を提供していきたいと考えております。
理事長 本川 哲
諌早記念病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は安全で安心できる上質な医療の提供を理念として、
70数年の間地域の皆様方の健康増進を願いながら邁進してまいりました。
当院を利用されます患者様、ご家族皆様方にご満足いただけることを職員全員切に願っております。
超高齢化社会を迎え医療環境が激変する時代ではありますが、皆様のご期待に応えられますように、常に病院の組織と構造改革を進めております。
診療活動は、外科系診療科として整形外科、形成外科、内科系診療科として循環器内科、呼吸器内科、糖尿病・代謝内科、消化器内科を中心に外来診療と入院診療を行っております。また、これらの診療科以外に、泌尿器科および神経内科の専門外来も開設し、多角的な医療が展開できるように整備しております。
さらに、地域医療施設との連携も重要視しております。
ご開業の先生から紹介いただきました患者様を受け入れ、紹介目的に合致した医療を行った後は紹介された先生方に診療の継続をお願いしております。
諫早総合病院、日赤原爆諫早病院、宮崎病院、長崎医療センターなどの中核医療機関とも連携をとり、当院だけでは十分な医療の実践が難しいと判断した場合は、これらの医療機関に紹介相談し、幅広い、漏れがない医療の展開に努めるようにしております。
地域の皆様方に医療の分野で最大限貢献できますよう、職員一同日々精進、努力しておりますので、今後も皆様方のご指導、ご助言お願い申し上げます。
院長 山口 義彦
医療法人宏善会諫早記念病院は昭和28年、高橋善三郎氏が高橋外科医院として開業して以来60数年の変遷を経てまいりました。初代理事長の地域医療に対する慈愛の精神は脈々と受け継がれ地域に根差していると思います。
その意思を受け継がれた前理事長高橋恵美氏により平成11年に名称を諫早記念病院と変更して病院施設の全面改装を行い、外来部門の拡充・強化を行いました。更に平成15年には入院病棟112床(一般83床、療養型29床)に対し多数の個室化を図り患者様に優しい看護を提供するよう改新を行ってまいりました。
高齢化社会の進む現在、脳血管障害、心疾患またサルコペニア等問題になっています。またそこから誘導されるフレイル(虚弱状態)を回避し健康長寿を支援するためには総合的リハビリテーション、在宅医療、デイケアなど幅広い医療の提供が必要とされています。
会長 高橋 恵美